発展途上国のクリーニング事情について現地に行ってきました。



今回、発展途上国に進出している日系企業X様よりご依頼を頂いて、現地のクリーニング技術について調査してきました。

X様の経営しているホテルで、委託しているクリーニングのクオリティの低さに驚いていて何とか改善できないものか?とご相談を受けたのがきっかけです。

ホテルで使われているシーツやバスタオルなどですね。


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発展途上国の様子

以下、物価の話も出てきますが、すべて日本円ベースに話をします。

5つ星、4つ星ホテルがあるリゾート地なので、ヒルトンをはじめ有名なホテルがたくさんありますが、一歩路地を入ると以下のような現状です。

道路のインフラが整備されて、バイクがメインの通勤手段となっています。

ただ、交通量が一気に増えた関係で信号や立体交差などは間に合わないので普通に交通事故は当たり前です。

バイク1台新車で20万円ほどで買えるようです。

現地の最低月収は2万円、大学を卒業し多国語が喋れる人で6万円、通訳など人気な人は10万円ほどの収入だそうです。

ちなみに車も走っていますが関税の関係で日本で販売されている価格の2倍です。

トヨタ車で200万円のプリウスなら400万円で販売されています。

日本人の月収20万と現地人の給与5万円と4倍の差がありますから、約8倍のイメージです。プリウス1600万円!ぐらいなイメージ。

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それでいて石油なども採掘は出来るのですが、ガソリンなどに生成する工場や技術がないため結局輸入に頼るのでガソリン代もほぼ日本と変わらない価格でしたので現地の人からするとかなりのコストなはずです。

それでいて、みんなスマホを持っていたりしましてw どうやって生活しているのか 頭では理解不能でした!

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道路にはほとんど信号がないので、ずっとバイクが流れっぱなしです。

現地の人たち曰く、

1.走ってくる運転手の目を見る。

2.歩みを止めるな。

だそうです。我々も最初30分ぐらい渡れませんでしたがだんだん慣れてきました。↓ やっとの思いで渡りきると現地の人たちが微笑みかけてくれました。(x微笑み 〇爆笑)

 

コーラとかは1本30円。コアラのマーチとかも販売していました。

お店で飲むビール1本 150円ぐらい。

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治安は非常に良くて、5歳ぐらいの子供が20時ぐらいまでちゃんばらをやっていたり、夜10時頃まで外でカラオケをしていたりww

独特の雰囲気ではありますが明るい街並みではあります。

リネン屋さんに行ってきました。

1社目は現地の小さなリネン屋さんです。

18坪ほどの建物 家賃3万円 電気代20万円 3つのホテルのリネンを行っています。

信玄餅持っていきました。

①

 

天井が抜けているのはスタンダードスタイルです。

10人のスタッフで24時間稼働させています!

水洗機2台、乾燥機1台、シーツローラー1台で、ボイラーなし!で全部電気で動かしています。

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に、驚いちゃってる うちの社長( *´艸`)

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熱源が電気なのでローラーによる乾きは遅いです。

何より問題なのは 水洗いするときに冷水のため 汚れ落ちが悪いのと、除菌できない点です。

またつかわれている洗剤も家庭用洗剤とまったく同じものなので、タオルなどがすぐに薄汚れたものになってしまっているのも納得できます。

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50㎏の洗濯機 100万円ぐらい。 漂白剤も使用していません。シーツに糊付けもしていません。

②

親日国で日本食も食べれる

日本人が現地に200組ほど生活しているようで、日本人オーナーの日本食レストランが複数ありました。

こちらのから揚げ定食

いくらだと思いますか???

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正解は・・・・

 

 

 

750円!

日本人の物価の4倍ぐらいと考えると現地人からすると3000円ぐらいですかね。

レストランの食べ物が全部日本の物価と大きく変わらずに食べれるので安心です。

準大手リネン工場へ

最近新築で建てたばかりというリネン工場へ伺いました。

18ホテルのリネンを引き受けているそうです。

 

③

 

ローラーも一回り大きく、何よりボイラーを使用しているので 生産性があります。

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みんな素足。床で作業しています。

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ボイラーはこちら。日本のものより8倍ぐらい大きい・・・

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その理由は・・・・

 

 

薪!

ストーブかよ。

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蒸気圧が下がるとファンが回って空気が送り込まれて熱量が上がる仕組み。

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ただ、こちらも水洗機には蒸気を入れずに洗っているので衛生面ではかなり不安があります。

薪ストーブ ボイラーでは蒸気量が足りないからできないそうです。

 

④

 

後ろは薪ストーブの燃料を山から伐採して持ってきている。

すごい 時代が50年前に戻った感じです。でもスマホはみんな持っています。

⑤

 

メロンみたいな急須から、お茶を出してもらった。普通に日本のお茶っぽかったけど、写真右側に野良犬が3匹ぐらいいて なんかすごい環境でした。

⑥

 

工場全体の様子はこんな感じで80坪ぐらいでしょうか。

場所は山奥にあり、現地のタクシーに連れて行ってもらいながらもう帰れないかもと思うぐらい現地っぷりを味わいました。

2度と行かなくていいかなと思っています。

 

現地の料理を堪能ということで、二人で飲み食いして3500円ほどです。

韓国人観光客がメインっぽいですね。

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5つ星ホテルのランドリー設備

5つ星レベルになると自社にランドリー設備を持っています。

地下に60坪ぐらいの設備を有しています。

ボイラーはもちろんあって、温水で水洗いをしっかりしています。

全世界チェーンなので 途上国など現地に技術がなくても輸入できるのが強みですよね。

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ドライ品の仕上げ台もありました。

主には従業員の制服を洗うようです。

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シミ抜き台もあった。

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いつも思うんだけど、コンベアって必要?

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エタンの溶剤で洗っていました。汚れ落ちやドライの匂いもしない魔法の溶剤ですが、環境に良くないということで日本では使用不可になっています。

基本スマホいじりながら仕事をします。

⑦

 

飛行機のパイロットの制服などを洗っていました。

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ドイツ製のシーツローラーです。

ローラーの出口にシーツの畳み機を導入予定だとか。

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如何でしたでしょうか。

何事も現地に行ってみないとわからないことが多いですね。

現地の方たちにより良いサービスが提供される一助になればということで!

No. 2835

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