「学力」の経済学



 

今回、読んで へーって思った本は「学力」の経済学という本で、林先生がテレビ番組で絶賛していたのでポチっと買ってみました。

子供の教育だけに留まらず、従業員の教育などにも同様なことが言えるとも思いました。

 

この本の面白いポイント

「子供を勉強させるために、ご褒美で釣ってはいけない?」

「子供はほめて育てるべき?」

「ゲームは子どもに悪い影響がある?」

3児のパパでもある私もこんな疑問を持ってます。

この疑問に対して、膨大なデータを用いてある種の正解を導き出しています。

もちろん膨大なデータといっても平均的な子供の傾向であり、我が子のことは親が一番知っているわけですべてがこの本の通りになるとは限りません。

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だけでも80%の親は子供の教育について何か学ぼうと取り組んでるわけではないし、教育熱心な人も、何かテレビに出ている権威ある人の話や自分の経験論などの根拠のない方針で教育しているケースが多いのではないでしょうか。

例えば 「子供を勉強させるために、ご褒美で釣ってはいけない?」 に対するこの本の答えは、釣ってよい です。 1時間勉強をしたら、ご褒美にリンゴジュースを飲んでいいわよ。 とか。

一方、よくある教育論としては同様の質問に対して、ご褒美で釣ることは勉強する本来の面白味を味わうことができなくて長期的にみると学力低下を促す。 とかよく言われていますよね。

でも、はっきりとデータで結果が出てるんです。ご褒美で釣ると学力は上がり、長期的な視点でも学力低下は引き起こさないという結果が。

つまり、一般的な教育論を説いている本は作者の思想や経験によるもので、その結果学力が伸びるのではないか?(本の中では自信満々に伸びると書いてはあるが保証はない。証拠もない)という流れに対して、この本は、結果ありきなので、非常に説得力があります。


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そもそも経済学って何

バカだから、学力の経済学っていう本のタイトルが理解できませんでした。

経済学って何?

いや、そもそも経済ってなんだ?と思いました。

経済とは、人間の生活に必要な物を生産・分配・消費する行為についての、一切の社会的関係。のことだそうです。

家庭の家計簿も小さい経済ですし、政府のなんか日銀がなんとか金利とかも経済ってことで非常に範囲が広い意味を持っていそうです。

その経済を学ぶのが経済学ってことだそうです。

本のタイトルの意味

学力の経済学とは、学力を上げるための教育的な投資を行った結果、将来の年収や社会的地位にどう影響を与えるのか。ということをデータを使って証明したよ。という話。

教育的な投資とは、子供に付き添って勉強をする時間であったり、塾の費用などお金や時間を意味します。

堅苦しいですが、簡単にいうと こどもをこうやって育てると結果が出ているパターンはこれです。ってのが書いてあるよ。

「子供を勉強させるために、ご褒美で釣ってはいけない?」

子供を勉強させるためにご褒美で釣る、釣らないの話はよくありますよね。

勉強させるためにご褒美で釣ると学力が上がるということなんですが、

①テストの結果で80点以上取ったらご褒美

②1日1時間勉強したらご褒美

よく①の方法を取る人が多いと思います。面白いことに①の方法ではご褒美で釣ってもテストの結果が上がらなかったという結果が出ています。

②に方法は勉強をするようになり、結果として学力テスト結果も向上したと書かれています。

その理由については細かくは本に書いてあるのでそちらに任せますが、我々の感覚とズレを感じる一例だと思いました。ビックリ!

ご褒美はテストの結果(アウトプット)ではなくて、勉強をする(インプット)に対して与えるべきだと言っています。

また、ご褒美が一生懸命勉強するのが楽しいという気持ちを失わせていないということも説明しています。


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「子供はほめて育てるべき?」

よくある育児法ですよね。育児法だけでなく従業員の教育方法でもよくある話です。

自尊心(簡単にいうと自信)がある子は、学力もあり、先生との関係も良好であるから、ほめることで自尊心を身につける方法です。もっともらしい考えなので世の中の多くの人が支持している考えです。

しかし、結果としては、自尊心が高まるから学力が向上したという根拠は見つからず、

逆に学力が向上したから自尊心が高まったという根拠は示されたのです。

つまり、自尊心は原因ではなくて、結果にすぎないということです。

さらに、悪い結果の人に自信を付けさせる行為・ほめるということを行うと、自分の結果が悪いんだという反省する機会を奪いさらに成績を悪くすることも分かっています。

ここの学力は、部活動でも、職場の仕事でもなんでも置き換えて考えられますね。

確かに、人を何十人も教えてきて、そもそも努力も能力もない段階で、いくら褒めて自信を付けさせても、結果に結びついた例はありませんでした。

それどころか、努力することすら、自分の成績が恥ずかしいという想いが薄れていきます。

教えるほうとしても、ほめることは簡単でもっともらしい手段なので使ってしまうのですが、安易に使うべきではないと思います。

成績をあげる手段としてほめることは効果がないどころか、悪影響を及ぼすだけであって、

成績があげれるような適切なフォローと、本人が勉強過程や結果に努力が見られればもちろんナイスファイト!と声をかけてあげるべきで誤解のないように。

あとは

①「あたまがいいね!」

②「よく頑張ったね!」

①はもともとの能力をほめることで、さらなる努力をしなくなり成績低下をもたらし、②は成績があがったそうです。同じようなニュアンスでも結果が真逆ということに驚きです。

「ゲームは子どもに悪い影響がある?」

あー、これは僕分かりましたよ。

だってゲームは創造性と感動を与えてくれるエンターテインメントだからと信じて疑わないですから!

ゲーム内の暴力シーンが悪影響を与えるとか、ゲームの時間が勉強する時間を奪っているとかありますね。ゲームという部分は様々な遊びに置き換えれますよね。スマホアプリとかカラオケとか。

ざっくりいうとゲーム内の暴力行為を現実世界でやってはだめだというぐらいに子供も認識でき、ゲームが子供に与える影響はないと結論付けるとともに、ゲームをやめたところで勉強時間はあまり増えなかったということも示されています。

1時間のゲームをやめさせると、2分間勉強する時間が増えるそうですwww まーつまりほぼ増えないってことですね。

だけど、無制限にやらせるのはダメだとも言っています。息抜きに1時間程度はぜんぜん問題ないってことらしいです。

勉強や部活動、そういったことをやらせるためにゲームをやめさせても自主的に取り組む姿勢は身に付かないと言っています。

 

まとめ

 

「子供を勉強させるために、ご褒美で釣ってはいけない?」→「釣ると成績が上がる。ただし結果(点数)ではなく過程(勉強をするということ)に対して褒美を与えると効果的である」

 

「子供はほめて育てるべき?」→「ほめても成績は上がらない。出来もしないのにほめてばかりいると成績が上がるどころか下がる原因にもなる。」

 

「ゲームは子どもに悪い影響がある?」→「影響はない。テレビ・ゲーム、その他スマホなどもある程度の時間であれば成績には影響が非常に少ない。」

 

 

如何でしょうか?自分の思っていた教育方針とズレはありましたか? 何が正しいというのはありませんが、いろいろと学びのある一冊ではあります。

 

No. 2153

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