なぜ、コメダ珈琲店はいつも行列なのか?



 

篤が読んだ本で、これは!いいな とか、これはブーだろって、

どちらにしても何か書くことがあるような内容の本だったら紹介していきたいと思います。

本は微妙でもね、それがきっかけで自分でいろいろ調べると勉強になります。せっかく学んだことをシェアします。

 

僕はだいたい毎月2冊~4冊は乱読しています。

それ以外に少年ジャンプ、ヤングジャンプ、マガジンは毎週チェックするほどの勤勉ぶりです。

 

今回はコメダ珈琲の本を読みました。

事の発端は下の記事を何気なく見たうちの社長がコメダ珈琲を調べたら、利益率30%越えの超優良企業であることに驚いて、僕も興味をもったのです。

利益率ってピンときませんが、

例えば100円売ったら、家賃とかお給料とかいろいろ払って、残ったお金が3円だったら利益率3%。

世の中の会社で7割が赤字、3割が黒字。で、さらに利益率が3%ぐらいと言われています。

なので利益率が平均の10倍。ということはとても付加価値の高い商売・経営をしているってのが分かります。

 

ちなみにコメダホールディングスはFC(フランチャイズ)事業をメインにしています。

フランチャイズというのは店名を貸したり、技術・ノウハウを教えたりして金額(ロイヤリティ)をもらったり、材料(コメダの場合はコーヒーやシロノワール・パン)を売ったりする事業のこと。

FC加盟店に対して出店物件選定、店舗運営指導、食資材の製造・供給、店舗建物・内装等の設 計施工及び店舗用地・建物の転貸等を行っております。また、知名度向上やFC加盟店の研修施設及びモデル店 として、FC事業を補完することを目的に直営店を出店しています。

ちなみに、98%がFC店舗で残り2%が直営店。

210億円の売上で、店舗数は 700店舗。FC店舗1店舗あたりの年商は1億円で、ロイヤリティ(1.8%)と材料・仕入れ(30%)などの3000万が収入となります。700店舗x3000万=210億円

FC事業はかかる費用少ないので利益率は高くなる傾向にあります。ロイヤリティについては保険と同じで契約さえすれば原価ゼロで入ってきますからね。

 

amazon先生で検索するとちょうど最近出たばかりの本があるじゃないですか。

 

読んでみました。まず本の総評としては文字でかくて、20分ぐらいで読めるぐらい。中身はネットに転がっている情報で内容は薄い印象でした。ちょっと微妙です。

本としては微妙ですが、コメダについて得た情報はそんなことはないのでつらつら書きます。

 


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コメダ珈琲は他のコーヒー屋さんと何が違うのか

コーヒーチェーンで有名所は、スターバックス、ドトールコーヒーなどが上がると思います。

実際店舗数でいうと

スタバが約1200店舗

ドトールが約1100店舗

コメダが700店舗 

という順位で、これはそのまま業界のトップ3となる。これに今はコンビニの100円コーヒーも競合になると考えられています。

業界的にはスタバ・ドトールがセルフサービス型、コメダはフルサービス型と呼ばれていて、

お客さんがレジまで行って、飲み物を運んだり、片づけるのがセルフサービス型、

ファミレスのように席に座って、ウェイターが席に注文を取りに来て、運んでくれるのがフルサービス型です。

スタバはセルフで、コーヒー1杯400円前後、おしゃれな内装で人気を集めています。

ドトールは同じセルフ型でも価格は低く200円前後、ビジネスマンが利用するイメージで、平均滞在時間も20分と短く回転率が高いのが特徴

一方、コメダコーヒーはウェイターがいてフルサービス。他社と違い人件費もかさみます。コーヒーは1杯400円。コーヒーは店舗内で挽くのではなくて本社から供給されます。一人当たりの滞在時間は1時間です。

なぜコメダ珈琲は人気があり儲かるのか

コメダの特徴は、幅広い年齢層に受け入れる店作りとメニュー。そして長時間営業による高回転率で儲けを出しています。

コメダの店内はお洒落というよりは、清潔感のあるロッジ風で親しみやすい店内です。実際に、高年齢者からビジネスマン、若者、家族連れをうまく取り入れています。

 

メニューも難しいカタカナなどはなくて誰でも分かるシンプルなメニューで、喫茶店に子供がくるイメージはありませんがコメダのメニューからは家族連れも狙った商品があります。

 

そして、長時間営業ということで、早朝6時、7時オープンから夜遅くまで営業することで、

朝は近所のおじいちゃん・おばあちゃんや、夫婦でモーニングを食べるお客さん

昼は子連れの主婦

午後はビジネスマン

夕方は学生や女子高生

夜は食事にきた友人同士や家族連れ

など1日を通してお客さんが来ます。

お偉いコンサルタントの人がよく「御社の顧客ターゲットは?」なんていいますが、

コメダの創業者は、実際にそう質問してきたコンサルタントに「何をばかなことをいってるんだ?敷居を低くしてお客さんを選ばないところがコメダの特徴だ」といって二度と呼ばなかったそうです。

お客さん一人ひとりの滞在時間が長くても1日の営業を通してみると高回転率になります。お客さんは居心地がよくて、お店も常に仕事がある状態でお互いにメリットがあります。

飲食店などのファミレスを考えればイメージわきますが、ランチやディナータイム以外の時間は無駄がありますものね。

 

先ほど出てきた同業社と比べて整理してみましょう

スタバとドトールと比べてみる

スタバはターゲットを絞っているのはなんとなく分かると思います。MacとかおしゃれPCをカタカタ打ちながらなんちゃらフラペチーノを飲む。子供やお年寄りはいないですよね。逆におしゃれにPCを打ちたい人はコメダにはいかないとも言えます。

また1杯400円のコーヒー代はコメダと同等ですが、コメダの400円コーヒーの場合11時までならトーストとゆで卵が無料でついてくると考えると割安感があります。

 

スタバもサンドイッチなどのサイドメニューがありますが、意識高い系の女性しか食べないようなものしかなくて、僕なら満足感が少ないかも。

 

コメダはスタバと比べてメニューやターゲットを考えても1日の高回転率を維持しやすいモデルと言えます。

ドトールは1杯200円。ビジネスマン向けですね。特に都会はそういうイメージが強いです。タバコも吸えますし。

こちらも家族やお年寄りのいくイメージはまったくないです。

ドトールはそういう意味でスタバのよりビジネスシーン寄りのモデルでありそうです。

なので、コメダとは同様にターゲットが被らない。モデルが違うと言えます。

 

なぜコメダ珈琲は急激な成長ができたのか

コメダコーヒーは 加藤太郎さんが1968年に創業した会社です。

社名の由来は、加藤さんの実家は米穀店で、継がなかったのですが父親を尊敬していたので「米屋の太郎」から屋号をコメダにしたそうです。

さて、転機は1977年(創業から9年目)にオープンした上山店が大ヒット。座席数100席で年間3億円を売り上げたときに加藤さんは自分一人でコーヒーをいれていたらとても追いつかない。しかし、人に任せると味にばらつきがでるということで、コーヒーの品質を一定に保つ方法はないかと模索しはじめます。

コーヒーを急激冷凍すると風味が24時間持つなどの情報を聞いては改良を重ねて、独自のコーヒーマシーンなどを開発していったそうです。(クリーニング屋でいえば、手仕上げでYシャツ仕上げていたのがとても間に合わないから、三幸社のYシャツ仕上げ機を自分で作っちゃったみいな話)

そういった独自の技術力がその後のFC展開する際に役立ってくる。

1983年(創業から15年目)にFC事業を行う。

1992年(創業から21年目)の時期にアドバンテッジパートナーズという投資ファンドが設立されます。この会社は、コメダにお金をあげる代わりにコメダの株をもらって、コメダが上場したり、さらに別の会社に株を売ることで利益を出そうとする会社です。

上場したり、他社に売れるようにするにはコメダの企業価値をあげる必要があるため、様々な経営支援・アドバイスを行います。

どこのタイミングで資金が入ってきたかは分かりかねますが、少なくとも2008年(創業から40年目)アドバンテッジパートナーズに創業者加藤さんはすべての株式を譲渡します。

1992年-2008年の間にアドバンテッジパートナーズと関わりを持ち、経営支援を受けながらFC展開を加速させていきました。

つまり加藤さんの会社では一切なくなります。

2013年(創業から45年目)には500店舗を達成します。コメダのFC比率は98%とほぼFC店となります。

また、この時期にアドバンテッジパートナーズをMBKパートナーズという同業社に売ります。

2016年(創業から48年目)に東京証券取引所第一部に上場します。

コメダの成長はFC事業にあります。

FCは、出資者がお店などの費用を負担するので、コメダが負担する費用はかなり抑えられます。

なんでもFCにすれば店が増えるというものではありせん。

コメダのFCの平均的な費用は初期の加盟金や店舗費用などを含めて1億円という金額です。

膨大な費用を払ってでもやるメリットがないとFCに加盟してくれる人は現れません。

一般的にFCのロイヤリティは売上に対して5%、10%と言われていますが、コメダは座席数x1500円。平均的な店舗の座席数は100席なので約15万。

1店舗の月商は800万ぐらいですので1.8%と低価格な設定をしています。

投資する金額が大きい分リターンが大きくなるのは自然ですよね。

では、一体だれが1億も投資するのか? 脱サラリーマン?

じゃないんですね。多くは法人です。 山梨県でも車屋さんが携帯ショップやドコモショップをやったり、建築業がセブンイレブンをやったり、介護をやるのも同じFCです。

まとめると、コメダというコーヒー屋さんを創業者の加藤さんが確立。その後外部の知恵者を入れて全国展開をしていった。ということじゃないでしょうか。

 

今は臼井興胤(うすい おきたね)社長でマクドナルドの役員を経験している社長です。

毎週、本社の下のコメダで店員として働いて現場感を養っているんだそうです。

ちなみに、マクドナルドの役員の話をもらった時、内緒でアルバイトで入って学ぼうとして面接にいったけど2度落とされたという話もあるようですw。

 

なぜこんな優良企業なのにコメダ珈琲の株価は下落しているのか?

ここまで読んだ人はコメダ珈琲の未来が明るい!

株買いたい!

と思った人も多いのではないでしょうか?

 

株価を見てみましょう。

 

う、なぜか下がっている・・・

未来はないのか・・・

 

これは実は大株主のMBKP社が株を大量に売却しているからなんですね。

創業社長が大株主の会社は上場後も保有し続けますが、投資会社が株を持てば、上場後にある程度リターンを確定させてたいために売却する。

大量に売却される=市場に大量に株がある状態になれば自然と値は下がりますよね。そういうことです。

コメダの未来は明るいということで上場のIPO銘柄を目当てに個人投資家はこぞって株を買ったのですが、見事にやられたという話を聞きます。というか個人投資家といっても、最低限大株主の情報ぐらい見ればリスクがあると分かるはずです。

まだ上場して半年ぐらいなので、コメダの本当の市場価値はこれからどんどん高まってくるのではないでしょうか?なお、今現在も大株主はMBKP社で30%以上保有しているので注意が必要です。

ちゃんと、有価証券報告書には書いてあります。

事業リスクについて 大株主がファンドであること等について 当社は、MBKパートナーズグループがサービスを提供するファンドから、純投資を目的とした出資をうけて おり、当第1四半期連結会計期間末日現在、同ファンドが間接的に出資を行っているMBKP III Limitedは当社の 大株主となっております。また、当社の社外取締役である加笠研一郎及び取締役である池田大輔の2名がMBK パートナーズグループから派遣されております。 MBKパートナーズグループがサービスを提供するファンドは、当社株式の上場により保有する当社株式の一 部を売却しましたが、上場後においても相当数の当社株式を保有しており、その保有・処分方針によっては、当 社株式の流動性及び株価形成等に影響を及ぼす可能性があります。また、MBKパートナーズグループがサービ スを提供するファンドが相当数の当社株式を保有することにより、当社の役員の選解任、他社との合併等の組織 再編、減資、定款の変更等の当社の株主総会決議の結果に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

コメダ珈琲、是非足を運んで体験してみてください。

お近くにコメダがなければこちらで味だけでも!

 

ちなみに、僕はスタバにいったら炭酸水を飲むぐらい、コーヒー嫌いです。

コメダではメロンフロートを飲みます。

No. 2125


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